大劇場、雪組「エリザベート」。
帰途についております。
初日と、今日2公演、滞在中めいっぱい観て、帰ります。この余裕のないタイムテーブル…! まあ、いつものことですが。
嬉しくて嬉しくて、楽しくて楽しくて、こんなに幸せで良いのかしらん?という気分です。フィナーレで、1人色の深いお衣装着てたり(スパンレベル(?)よりこっちに感動した)、デュエットダンスとか、銀橋でのおじぎとか。パレードでの、何かするたびに沸くあたたかい拍手とか、何もかもが感慨深かったです。初日よりも、何故か今日の方がジーンと心に染みたような。実感がわいてきたということなのでしょうかね。
初日は、全体に「おそるおそる感」が漂っているムードでしたが(照明さんや音響さんすらも・笑)、今日は初日をこなして緊張がほぐれたのか、全く印象が異なっていました。舞台と客席の狭間あたりで滞っていたのが、客席までドーンと届いた、という感じ。これからの変化が更に楽しみですな。
ミズさんは、まさしく「ミズナツキのトート」という感じで、見ていて楽しすぎました。あーもう、大好きだ(笑)。動きがいちいち過剰スキンシップでイヤラシイのとか、なんか寝てたりとか撫でまわしてたりとか吐息混じりなところとか鼻声なところとかナ行が出だしのセリフは必ず「ン」が前に入るところとか。というか吐息混じりなのがもう。むしろココで言って欲しいです(と、自分の耳元を指す)。というわけで早く実況CDが欲しいです。それより「そう…!(吐息混じり)」の部分だけ先行発売してくれたら即買います。1000円くらいでも惜しくはない(安いのやら高いのやら)
というかですね、私、この「そう…!(吐息混じり)」のネタだけで徹夜で語れると思います。一番のツボ。
そして今回のエリザ、収穫の1つはゆみこさんフランツに出会えたことであると思います。この物語におけるフランツの存在意義が、初めて理解できたような気がします。文章でうまく説明できないところがはがゆいのですが。なんか、高貴なお育ちゆえの世間知らずっぷり(箱入り皇帝)が非常によかった。「アナタ実は全くわかってないでしょ?」という感じが、もう! 愛すべきダメ男。花ルドルフに引き続き、雪フランツにやられましたわよ。ゆみこ、あなどれませんぜ。