「西本智実 with ルーマニア国立ジョルジュ・エネスコ・フィルハーモニー」
@横浜みなとみらいホール 大ホール
Q:…興味があったのですか?
A:…いえ、あんまり。
私にとってクラシックは、
(1) 芸術鑑賞会(@義務教育)
(2) 移動時の睡眠の友(@機内ラジオ)
(3) 歌劇団さんがてきと~な歌詞つけて歌い踊るもの(ex:いつぞやのTCA)
…という認識でございました。
今回は、友人に誘われて、「1度体験しておくのも良いかな」という軽い気持ちで参戦したのでありますが……
これは、まずい。
クセになりそうです。
何が、というと、指揮者の西本さんが素晴らしかったのですよ!!
めちゃめちゃステキなのよ。お顔も美しいのだけど立ち姿も指揮者っぷりも何もかもステキなのよ。たたずまい全てにメロメロになりました。歌劇団好き向け(?)に例えるなら、指揮者エリックさん(@ファントム)のような感じ。後ろ姿が美しいって素晴らしいわー。肩や背中のラインとか、あと演奏の合図を送る時(「ティンパニGO!」とか「金管GO!」みたいな感じで)の左手のポージングが芸術的。一般人にとっては「グワシ!」並みに気をつかわないと出来ないであろう手つきを、さりげなくスマートに繰り出されます(色々とダイナシな説明)。あまりにステキすぎて、西本さんを眺めることに夢中になってしまい、自分が何しに行ったのかわからなくなりました(とか言いつつ、途中で意識を失っていたのは秘密です)(……)。いやでも、あの人格好良すぎると思うわ…。気になっちゃって、音楽聴いていられないもん!(笑) あの姿を見に何度でも行きたい。
曲名一応書いておきます。
・ベーラ・バルトーク:ルーマニア民俗舞曲 S.76
・セルゲイ・プロコフィエフ:交響曲 第1番 ニ長調「古典」 作品25
・ヨハネス・ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 作品68
・(アンコール) ブラームス:ハンガリー舞曲 第5番
ブラームスの交響曲~第3楽章だか第4楽章だか(既に記憶があやふや)は、聴き覚えのある曲でしたな。あとハンガリー舞曲は、CMなどでもよく聴く曲。だと思う。あとは、よくわかりませんでしたが…。こ、こんなに知識に乏しい人が、あのような席(めちゃめちゃスゴイ席だったのですよ!)に座っちゃって、しかも寝オチとかしてて本当にスミマセンでした! で、でも寝オチはブラームスの交響曲~第2楽章の一部だけだったのですよ! 本当ですよう!
結果的に指揮者さんにクラクラして終わった、という感じで、クラシックの楽しみ方として正しいのか甚だ疑問ですが(←明らかに間違っているように思うが…)、本格的クラシックコンサート初参戦は大満足だったのでした。ほくほく。
次にもし機会があったら、ポディウム席に座ってみたいなあ~。ポディウム席とは、舞台上のパイプオルガン前のお席です。指揮者さんのお顔を正面から拝めるのです。邪心でいっぱいです。そして次は、曲目の前知識をちゃんと仕入れてから参戦したいものです…