宙組全国ツアー、「銀ちゃんの恋」観て来ました!
半年ぶりのたからづかです。
この作品がたからづか的か? …というと決してそんなことはないので、「たからづかを観たぞーー!」という気分は、フィナーレ(短い)でしか味わえなかったのですけど、それでもそれでもめちゃくちゃ楽しかったです。たからづかってほんと楽しい! 難しいこと(浮世のもろもろ)考えないで観ると楽しい!!!
花組版のときは泣けて泣けてたまらなかったようなのですが、今回は、ええと、そうでもなかった…もごもご…。いやええと、随所でぼろぼろ泣いたのですけど、「泣くぞーー!」と気合入れて臨んだわりにはそうでもなかった。何故か、と考えますと…、観た後ずっと考えていたのですが、ヤスのパワーがかなり強くて、「うだつのあがらない大部屋俳優」的キャラクタ…ではなかったのかな、と。ほくしょうさん本当に上手くて泣かせてくれたのですが、なんかキラキラ、というかどっしり、しているんですよね(笑)。花組版のみつる君も勿論キラッキラしていたのですが、「情けない男」っぷりも出ていて良かった。上手い下手どうこうではなく、演じる方の持ち味ということかも。
専務の悠未さんが良い味出していましたなあー。別格ルートに行っちゃったのかな、と思うとさびしいのですが、ダンスだけでなく歌も聴かせてくれる方なので、歌手としてもばりばり使って欲しいです。切実。私が悠未さんの歌が好き、ってことなのですけどね。
この話はなんかみんな格好悪いし(ビジュアル含め)、トキメキポイントが正直言って皆無なのでたからづか向きではないです。ほんとに。なのであまりやって欲しくない(笑)。でもすごく楽しんでしまいました。…これ冒頭にも書いたな。何度でも言いたいほど楽しかったってことですよ。
フィナーレは短かったけど、…ほんっとチョー短かったけど付いていて良かった!! 蒲田行進曲おフランス語バージョンには笑ったけどもね、なんじゃありゃ(笑)。でもそれなりに雰囲気出ていたかな?? あとカーテンコールのとき、暗い舞台に銀ちゃんのシルエット(電飾スーツ)だけがボワッと浮き上がるのが面白かったです。
今回ゆーひさんファンの姉と一緒に観たのですが、終演後に姉が「ゆーひさん観られて嬉しかったけど、なんか物足りない、らんとむが居ないと」…と言っていて、血の繋がりを強く感じた次第であります。らんとむさん観たいよね! 観たいのよう!! 話題沸騰のらんじゅとむさんコンサートは、東京での日程がすべて平日であったために、諸事情であきらめざるを得なかったのですよ… つぎこむ金はうなるほどあるのに…と、これはウソだけど。あーー観たかったよううう! 某ブログ様の観劇報告を拝読して、地団駄踏みまくりました。うおおおお。ということで「誰がために鐘は鳴る」は万難を拝して行く所存であります。またショーが無いんだけどさ。ショーが観たいよう。