* 宙組 / 和央ようか・花總まり・水夏希 / 初風緑・安蘭けい / 東京宝塚劇場 / 2004-01
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(白昼の稲妻)
ランブルーズ侯爵の役替わりがおいしい。魅力的な悪役って良いわ~(ウットリ) 劇中劇の場面が一番好きです。
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(テンプテーション!)
タニちゃんのヅラコレクションが楽しみでした。和央さんや初風さんを窒息させそうな(失礼)力強いお色気の虜。
熱愛のボレロ…たまらんかったです。
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当時公開していた掲示板にコソコソ書き込みしていたものです。
ショーもお芝居も入り乱れてコメントしております。
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▼2004-01-04
『白昼の稲妻/テンプテーション!』、マイ初日でございました。
侯爵… 侯爵…! やっぱり大好きだ…!!
大劇場との変更点はというと…えーとよくわかりませんでした(役立たずです)お話伺ってから観劇したのですけど…ミズさんの歌が増えているみたいです。…でも私はお芝居の始まり部分から「こんなのだったかしら」という状態だったので、色々な点が新鮮でございました。大丈夫なのかしら…。
侯爵は様々な場面で色々楽しくてステキなのですが、劇中劇に登場する侯爵が一番悪役っぽいですわね…。もしかしてしゃべらない方がいいのか?(あわわわわ)
ショーのベトナムの場面、役名がフルネームに変更されたようです。花總さんが和央さんに呼びかける言葉が「ミンミン!」に聞こえてしまった私の頭にまず浮かんだのは、「タンタンとミンミンが官能的に踊る(@満点星パンフ)」。 …官能的。確かにこのあとに続くダンス場面は官能的と言えなくもないのかな…。でも和央さんシマパンなんですよね…。うっかりパジャマにガクラン羽織って出かけてきてしまったのかと思ってしまいました。サイテー(管理人の思考が)
こんなしょうもないツッコミをしつつも、やっぱり和央さん&花總さんはステキでございました。お芝居でもショーでも2人の場面がすごく多いので、じゅう~ぶんに堪能できて本当に楽しかったです。ほわわ~~(夢心地)
▼2004-01-07
白昼の初めの方、ミズさんが意味ありげにせりあがってくる場面。
鈴奈さんソングのイントロを聴くとなぜか「もののけは~恋をしてはいけない~」(九尾の狐@ミレチャレ)が脳内で続いてしまいます。雑兵に…雑兵に射抜かれちゃう!
劇中劇始まりの、和央さんが片ヒザ立てて座っている横顔がたまりませんな…。お得意の前髪パラリでございます。ところでこの場面のサバティエさんは一体何の役割をなさっているのですかね…。
ショーのベトナムの場面。結婚式にご出席の親類の方々(?)のメンツが『鳳凰伝』の三賢者+巻物持ちのみなさんなので、「答えは、希望であります!」とか言い出しそうでどきどきしました(ありえません)イヤしかし…(ランブ様風に)「あれから8年」とか「あれから15年」とか、年数経過ネタが多い公演ですな。…2個しかありませんが。
個人的には最後の大階段での黒エンビダンスより、ロケット前の白いフリフリ服ダンスでの和央さん&花總さんデュエットが好きです。なぜかって…和央さんが満面の笑みで花總さんを見つめているので…!! 大人っぽいのより、幸せ楽しいわムードが好きです。
▼2004-01-09
観劇○回目にして、ようやくセリフを冷静に聞けるようになりました。
侯爵がヴィヴィアンヌ父を殺害したのは、ヴィヴィ父が侯爵の悪事を目撃したからだ、とどこかに書いたと思うのですが、思い違いもはなはだしい状態でした。本当は、侯爵(&銀行家)が自分たちの利益のために起こそうとした戦争にヴィヴィ父が反対したので、邪魔者を消すために殺しちゃったらしい。今更なに言ってるんだ、という感じですよね…笑ってください…。
それにしても、宝塚では「拒否したら?」「消せ」(@カスミラ)を実践せねばならないらしい。あっ なんか冗談に聞こえなくなってきましたっ
話題を変えます。
ボアコート侯爵が花道をのしのし歩いて退場するとき、引っ込み際に口の端で「ニヤ…」と笑うのがたまらないです…。心揺さぶられますよ。ぜひこの恨みを晴らしてくださいよ侯爵! この手で八つ裂きにしろと誰かが耳元で言っています。
夏くんと草凪萌さんの立ち位置チェックに余念がないです。
私は何やら「こにくたらしい系」の顔が好きらしいですよ(おぉっと~)
夏くんは初嶺さんを追っていると視界に入ってくることが多いです。
草凪さんは前髪あるほうが似合いますね。アップもかわいいのですが。あごのあたりがもちもちしているのが好みです(マニアックに攻めます)
ショーのオープニング、みなさんが被っている帽子が、水泳帽に見えます。飾りがついてゴージャスです。でもミズの抵抗は案外ありそうです。…一発変換で違う文字が出てしまいました。(でも直さない)
▼2004-01-10
♪怯えた夢を貪りつくし 玉座へとのぼる…。
侯爵野心まるだしソング。侯爵は玉座までも狙っていたのですか。
東京では大劇場と比較すると演出が変わっている部分がありますが。
東京に来てからも日々刻々と変化しているようです。
サバティエがヴィヴィアンヌに迫る驚愕のシーン。
「出会ったときからあなたにまいっている」というサバティエくんのセリフは、テーブルに手をつき前かがみで控えめにおっしゃってましたが…。本日のサバティエくんはなんと、ヴィヴィアンヌの背後に回りこみ、あまつさえ肩まで抱いてしまうという。恐れを知らぬ傍若無人ぶりです。そしてヴィヴィアンヌの耳元で「お察しの通り…」とささやくのです。こんな積極的なサバティエくんを見たことがかつてあっただろうかいやない(反語) そのあとヴィヴィアンヌに情報を打ち明けるときも、また背後に回りこみ…。どのへんを上品ぶっていると言うのだサバティエさんよ。いや好きですけど。
初嶺さんについて。
お芝居、前髪をおろしていた回を見たので、とても得した気分です。ふだんはおでこを出しているので。パスカルのときだけではなく、劇中劇のキャシオー役のときも同じ髪型だったので嬉しかったわ…。かわいいわ!
東京では、遼河さんが襲われるときに脇で見ている(取り押さえられているので助けられない)ようになりました。いましめから逃れられるように、もう少し頑張りなさいよ…と思わなくもないですが。でもパスカルさんは多分非力なので(お稽古場面での和音さんとのリフト練習でも、苦労していたみたいだし…)あまり余計なことはしないほうが良いのでしょうかね…。逆にやられてしまうかも。あとから来た悠未さんや七帆さんにすがる姿がかわいかったですよ(結局何でもかわいいのです)
ショーでは驚くほど良いポジションで踊っているのでドキドキしつつ拝見している(しつこいほど追っている…)のですが。一番気に入っているのは、フィナーレの黒エンビのシーンで、大階段から降りて上手花道で踊るところです。赤っぽい薄暗い照明なんですけど、それがなんとも憂いのあるステキな雰囲気でほれぼれなのです。1階下手の後ろの方で見ていると、正面顔が拝見できるのでホクホクです。素晴らしいですこの席。
▼2004-01-11
♪あつくあつく愛したい~~ アイラビュ~~ ジュテーム~
…なんつー歌詞なのでしょう。滅茶苦茶です。
というわけで(?)、私の怒濤の(本当に怒濤だった)観劇ラッシュはしばらくおやすみです。
タニさんのペネロペスタイルが、セミロングになっていました。
私はロングの金髪の方が好きだわぁ…。
セミロングだと背中が見えるから、よりアピールできて良いのでしょうか??
下町酒場のシーン、「やさぐれた場末でも清らな花が咲く♪」での女の戦いが熾烈で面白いです。
ついついジルダ(美羽あさひさん)とシモーヌ(美風舞良さん)のバトルに目がいってしまいます。お酒をひっかけあったり、コップを奪ったりボトルを奪ったり、イスから突き落としたり。なんでそんなに険悪なのですかきみたち。
まずジルダがサバティエに「約束よ、こ・ん・や(たぶんハートマーク)」と迫っているときに、シモーヌがとんできて「ずるいわよぅ!」とジルダをののしるのが納得いきません。シモーヌさんの狙いは何なの?速水 リキさんではないの~?
ベラさんは純粋に金とか地位とかに憧れる女性なのかもしれない…。
三高主義?(言葉が古いです)
女って打算的なのねぇ。怖いわ。
アルベールさんは南フランスに何しに行ったのでしょう。
グェンさんは15年間島流しにあっていたのではとふんでいるのですが(嫌な考え方) アルベールさんは…ハメはずしにいったのかも。う、うそですよ。単にバカンスしてきただけでしょうね。
▼2004-01-17
♪マネー・マテリアル パーフェクトマン~
ミズさん版では何度聞いても「マネー・マジカル」としか聞こえなかったのですが、マテリアルでしたか…
どちらにしても、よくわからん言葉です。
というわけで、バージョン変更侯爵を鑑賞してまいりました。
侯爵中心に感想を。個人の意見です。こういう見方もあるのだ…ということで。
えーとまず、おひげ…。
あごひげはノープロブレムなのですが、口ひげが…何というかささやかすぎて(薄くて幅が控えめなのかな…)おちょぼ口に見えてしまうのでした。すいません安蘭さん。
でも段々見慣れて来て、「そよ風のようにさばいたね」のあたりでは全く自然に感じられました。順応早いです。
そうですな…
ミズさんのねば~とまとわり付くいやらしさ(ほめてますよ)に比べると、粘度低めににさらっと攻めている感じでしたな。ミズさんが納豆とすると安蘭さんはヨーグルト。全然わかりませんなこの例え。(とりあえず発酵しているらしい)
前半は、うーん? という印象でしたが… 帽子を投げ捨てたあとに急に燃え盛るところ(銀橋ソング)は文字通り震えました。
さすが安蘭さん。憎しみを朗々と歌い上げます。あくまで理性は保ちつつ、理路整然と主張…という感じでした(歌詞が聞き取り易いからだろうか…) 秘められた感情がひしひし伝わってくるようでございました。
黙って立っているときの悪役オーラは、正直そこまでではなかったような気がするのですが。この銀橋場面を見たあとでは、あの抑えた演技の裏には…と、色々想像が膨らんで平常心ではいられなくなり…(一体何を想像したのか…)
いやもう、この場面は必見だと思いますですよ。