* 星組 / 湖月わたる・檀れい / 貴城けい・大和悠河 / 東京宝塚劇場 / 2004-05
---
妖精さんたちのトロピカルでマーベラスなショー。わたるさんのスターっぷりにクラクラ。エレグアは期待以上にかわいかったですな~。
---
妖精さんポノポ(わたるさん)と人間のお嬢さんマリア(檀れいさん)のラブストーリーだそうで。…で、良いのですよね?
出てくる人々は皆妖精さんなのです。
妖精さんなので、卓越したセンスをお持ちです。色々と。
ストーリーや設定をパンフやチラシなどで学ぶ前に、↓を書いてしまったので、全く的を得ていない文になっていると思います…。初見のイメージということで。いつもそうなのですが。
物語を進める役割なのが、陽月さん演じるエレグアさん。
時計の針をぐるぐる。
各場面のはじめに登場するのですが、動きがコミカルでとてもかわいいのです。
娘役さんたちが踊っていて… そこに、真飛さん、涼さん、柚希さん、たちが登場。されたみたいなのですけど、あまりに高いところにいらっしゃるので、2階席のてっぺんからですと腰より下しか見えないのでした。ちょっと悲しい…。
涼さんは、ル・サンクの頃より髪が伸びてしまわれたのね…。人間ですものね…。あの坊ちゃんカットが見たかったなぁ。次回に期待しよう。
あら…早速展開があやふやですが、舞台上の人がじょんじょん増えてきたのだったと思います。
おお? これはVIVAのお衣装ではないですか。
VIVA時、「このお衣装リユースが難しいだろうなぁ」と感じておりましたが杞憂だったようですね…。それとも、VIVA時既にリユース品だったのであろうか。
とにかく(センスはともかく)何が何でもカラフリャーにしたいとき、最適なお衣装。なのだと思う。
娘役さんたちがわらわら~といるところに、わたるさん登場。
その後銀橋に数人で出てくるのですが、わたるさんだけ羽を背負ってないのにでかく見えるのでした。
今回の作品、とにかくわたるさんの大きさ(オーラとか)を強く感じましたね~。
スターだなあ。湖月わたるはスターです。
檀ちゃんが出てきて、白いスパンのお衣装でトップお二人で何となく絡み。
そのあとまた銀橋に出てきて、キメです。
身体を鍛えよう、の場面。
てろてろ素材のお衣装の貴城さん、汐美さん、真飛さん登場。
歌いつつ銀橋を渡って…何だろう子役なのだろうか。
エレグアさんもトレーニング欲が高まったようで、腕立て、腹筋にいそしんでおります。
舞台にわらわらと黄色い人たちが。
何というか…お衣装についてのコメントは控えたい。
色々アクロバチックな技を繰り広げてます。
縄跳び…。宝塚の舞台で大縄跳びが見られるとは思いませんでした。
ダンス中はみなさん笑顔をふりまいていらっしゃるのに、飛ぶ瞬間は真顔になっているところがチェックポイントです。集中しないとね。
2本のを飛ぶのは難しいでしょうな~。
わたるさん登場。
水色お衣装の陽月さん。タニさんもいます。
わたるさんはポノポ、檀ちゃんはマリア。
2人は恋に落ちますが、ポノポにはもう時間がないのだそうです。
檀ちゃんの貴重なミニスカートは必見です(おやじ視点)
百花さんのたくまし~ダンスも必見でございます。(さいたまの絡み)
汐美さん、立樹さん、真飛さん、涼さん、柚希さんが、何やら大仰な格好をして登場です。
イメージは…悪巧み司教の集い、という感じで(めちゃくちゃ…)
「ちゃうちゃう」とか「90!」とか歌っています。
カリブ~な雰囲気のショーなのに、なんとなく和風な花模様があしらってあるスーツで、貴城さんが下手に登場。続いて大和さんが上手に登場。
黒白しましまなお衣装の人々。ハジケ囚人服。
腕にカラフルなふさふさが付いているのがオシャレです。…多分オシャレなのだと思う。
ロケット。
真飛さんのソロ歌から始まり、黒お衣装のロケッターたちが出てきます。
センターは叶さんです。何というか下半身が良い味だしています
(そういうところしか見ていないのか…)
という感じでロケット終わり。叶さんに釘付けになっていたら終わってしまった。
まずい…近頃おやじ化に拍車がかかっている気がします…
わたるさんが寝ている横を、檀れいさんがススス…と通り過ぎていきます。
パンフによると:ポノポはマリアの夢を見ているのだそうです。
すると突然、マリア(檀ちゃん)はヘビ(柚希さん)に変わってしまいました。
ポノポは俄然やる気になり(何でしょね…)自分もヘビになって戯れて遊びました…。という場面。
失礼ながら私の初見の印象:密林の奥地に潜む珍獣激写! の場面。
(ななななんてことを)
湖月さんはお顔に悪役風オブジェ(?)をあしらっています。
タカラヅカでは、ヘビというとアレなのでしょうか。
鳥というとアレなのと同じように。
うむ。(も、もう終わりですか)
さっきのはポノポわたるが勝手に見た夢の話なので、勿論マリアさんはヘビにはなっておりません。
南国のお嬢さん~な姿で登場し、ポノポへの熱い想いを歌います。
後ろで聞いている大和さん。彼は実はマリアに横恋慕していた…というと何か嫌な書き方ですが…えーと、密かにマリアに想いを寄せていたのです。
何故かいきなりのんべえたちのダンス。
柚希氏だけは、酒取り合戦に敗れたのか、酒癖が悪くて仲間に酒を与えてもらえないのか、ペロペロきゃんでぃーを握りしめています。
貴城さんと綺華さん(娘役)の銀橋渡り。
エレグアさんは、後ろで雑誌読みつつ音楽聴きつつ。
のってきて、激しく踊り狂っていらっしゃいます。
銀橋のお二人は何やら良い雰囲気でしっとりと。
綺華さん、おキレイですねぇ…。
赤紫色のお衣装の湖月わたるさんと檀れいさん。
デュエットダンスというか体操というか。
ポーズ1:米俵(というか檀れいさん)を運ぶ湖月わたる。
ポーズ2:登山リュック(というか檀れいさん)を背負う湖月わたる。
お、男らしい…(こればっかり)
確かこのへんに、ノバ・ボサ・ノバ風の腕飾り(?)での群舞があった気がするのですけど…。
次回しっかり心のシャッターにおさめてきます…。すいません…。
フィナーレ。
貴城さんと大和さんが2人で大階段を降りてきて、歌います。
マリアとポノポの再会。
「今度は時間はあるの?」
「あるさ! 永遠に!」
おお、よくわからんが良かった良かった。
ここの檀れいさんはとても幸せそうで良いですなぁ。
わたる檀コンビ、醸し出す何とも言えない幸せオーラがとても好きでございます。
和央さん花總さんとはまた違った幸せオーラなのですよね…。
最後は銀橋の中央で幸せいっぱいポーズです。
暗転のあと、袖に入るまで手をつなぎっぱなしなのがまた良いです(真っ暗だからね)
パレード。
立樹さん、涼さん、柚希さんがエトワールの歌手です。
ついで汐美さんを中心に、叶さん、陽月さん。
真飛さん。大和さん。貴城さん。
檀れいさんが降りてきて、最後にわたるさん。
最後、また客席降りがあるのですけど(2階席に微妙に寂寥感が漂う演出)
わたるさんが「2階席のみなさーん! 盛り上がってますか!」
みたいなことを言ってビシビシ目線をとばしてくださいました。
ありがたいですなぁ。惚れるぜ…。
最後のかけ声、何と言っているのかよくわからなかったのですけど。
「さいたまディー! さいたまディー!」と聞こえて、埼玉県民感謝デーか何かかと思ってしまいました。…そんなわけないですね。
あれ何と言っているのでしょうね…カリブ語(?)なのでしょうか?
お衣装は…なんとなく小耳に挟んでいたとおり
ぬ? というのが随所にありましたが、見慣れると違和感がなくなってくるのが、宝塚の良いところです。
わたるさんと檀れいさんは、わりとまともだった気がします。
わたるさん…
なんだか本当に「主役ー!」という感じで…大活躍でしたなー。
考えてみると、前回は王家~だったのでショー部分が短かったのでしたね。
いやいや、まさにスターでございました。
近頃中性的なスターさんが多いですが、わたるさんはそういう持ち味ではないですからね…。雄々しさがウリなのさ。
たまにやりすぎなときもあるんですが(あわわわ~)それでまた、愛がつのったりするわけですよ。
今から博多座が楽しみだったり…。
わたるブームが…。色々ブームで身がもたない…
星組では、私の基本は仙堂さんウォッチャーなので。
今回も励みました。
うむ。相変わらずの仙堂さんっぷり(?)でございました。
今回ショーでソロがなかったのが残念でございましたが…。
お芝居で歌いまくっていたので満足。踊りも好きですし、満足満足。