「ホテル ステラマリス / レヴュー伝説」
東宝初見。
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早く見たかったというかもうちょっと待って欲しかったというか。チョッピリ複雑な公演が始まりました。
ああ、終わって欲しくないわぁ。
今回一番印象的だったのは、アリソン(彩乃さん)の変貌ぶりですよ。
なんだかすげえ女になっちまいましたよ!
大劇場の時と東京では、ビルへのスタンスが違っているように感じられました。
大劇場版アリソンは、キビシイこと(見せてよ…とか。笑)を言いつつも、あたたかく見守っている雰囲気があったように感じたのですが、今日は、
「アタシの求めるレベルに達しないとヒドイわよウフ」
みたいな… 少々強制的な感じで私がビクつきました。セリフの言い方が、ちょっと強めになっていたのかもしれません。
ステイシーがショックで倒れたあとの場面、ステイシーに挨拶したあとのビルへの無言の圧力(早くアタシのこと紹介しなさいよ)の威力も増しているように感じましたし。実際は圧力かけるなんてことはしていないかもと思いますが(笑)
そして最後の別れの場面。
「戻ることもできるのよ」
のセリフが、大劇場版では
「まあ、もうその気はないのでしょうけど」
といった感じの諦めムード(しょうがないわね)があったと思うのですが。実際ちょっと微笑んでいるようにも見えましたし。
今回は、どうもまだ未練があるようで…。
「本当にいいの? 本当にいいの?」
とここでもまた無言の圧力がヒシヒシと。
「覚えてらっしゃい」
とまでは言ってませんがあとあと何かしでかしそうな気さえ…おお恐ろしいぞ。逃げるんだビル君!
ともかく、最後の「プライド引き裂かれた感」が強烈に感じられた今日の公演でした。
大劇場ではものわかり良すぎて怖いくらいだったので、このくらいの方が人間らしくて私は好きですな。怖いけど(笑)
それにしても、別れ話をわざわざ公衆の面前でしなくても、と思うのですがね。
急なお発ちだったのでしょうか。
そしてそしてそれにしても(2回目)、やはり
「お会いできて光栄でした」
はきついなぁ…(まだひきずってますよ)
「彼なら祝福できる」
もきついんですけどね。
もう悟った気でいたけど、久々見るとズーーンときますなぁ。
これ何度も言ってますね。おそらく全然悟りの状態ではないのでしょうね、まだ。
さて、内容です。
大劇場版を既に見ている作品では、つい変更点を探してしまいます。
ちょこちょこあったみたいですが、大きなものはというと、嵐のあとの、すっしーさんの登場タイミングです。海辺でサンポ中のビル&ステイシーの後ろに登場するところです。大劇場では、ビルとステイシーの会話途中にマクファーソンさんが登場していたのですが、東京ではビルとステイシーが登場する前に、マクファーソンさんが海に落ちるところまでやってしまいます。
私、前の方が好きだ…
会話に笑いがかぶるのが気になったのかしら。狙っていたのだと思ったけど。
あとは、ショーの幕開き、クシダさん&ヨンヨンさんの通る通路が、1階席の中央通路ではなく舞台前の通路になっていたとか。
2階の人が見られないから変更したのかも。
タニちゃんのロケットの歌が好きですわ~
あの場面の途中で、舞台ソデからものすごいスピードで走り出してくる綾花ちかちゃんがすごいぞ! いつもクギヅケです。彼女のロケット、いつも注目してしまいます。あの笑顔がですね…何というか。蠱惑的というんでしょうか。エロい。(←ほめているつもりなんです)
お芝居ではメイド時のカツラがかわっていて、前も好きだったけど今回も好きですなぁ。
音乃さんもカツラかわっていたけど…彼女は前の方が良かったわ(涙こらえつつ)。何でかえちゃったのかしら。分け目が横でなくて中央になっていたのです。また横の分け目に戻ってくれることを期待(切実)(またあの髪型を見たいよう)
あとやはり、月城美咲さんの胴の短さが気になります。
ショートカット専科の美風さんが気になります。
カワイコちゃん(咲花杏ちゃん)相手に油を売る右京さんに、夢さんも便乗してました。ダメだ2人とも。
初嶺さんは、黒髪だったのが濃い目のブラウン系になってました。お芝居のダンスシーンの、前髪をちょろっとおろした髪型がすごく素敵なのよう!(目がハート)
髪型(+カツラ)ネタばかりですいませんね。