今はなんだかフラフラしてますが、長らく宙担で生きてきたこの私。
他組で我が子(のような思いなんですよ困ったことに)を見ると、本当に色々考えてしまいます。
というわけで、「ネオ・ダンディズム! ~男の美学~」における和さんの美学(?)について。
大劇場での和さん、
「滅茶苦茶浮いてやんの・・・」(愛)
と、にやにやと見守っていたのですが、東宝でもかわらぬ浮きっぷりでした。
花から宙に異動した当初のミズさんを思い出した…。あのときもにやにやが止まりませんでした。1人でむわんむわんしてるの(笑)。
ここで「浮いてる」と言っているのは「場違い」という意味ではないですよ念のため。
今となっては(昔から知っているわけではないけども)ダイブ廃れてしまった組カラーですが、脈々と受け継がれているのだなあと、感じたのです。
組カラーというより、トップさんカラーでしょうかね。
別のカラーをもつ人々の中に入ると、すごく強調されるのですね。
和さんの姿を見ていると、往年の(違)和央さんの姿がだぶりまくってまいりました。
手をスッと伸ばす姿とか、娘役さんに向ける顔の角度とか、眉間のシワとか、クルッと回転するところとか、もう泣きそうでした。思い出してしまって。
わたるさんも宙組に居たけれど、やはりわたるさんはわたるさんカラーだ。
わたるさんの遺伝子を受け継ぐスターさんも、この中にいっぱい居るのでしょうな。
わたるさんをずっと見てきたファンの方々は、後々若いジェンヌさんにその姿を垣間見て、思い出すのでしょう。
スターが変わっても、ファンはずっと見続けるのは、そんな理由もあるのかもしれない、と思ったのでした。