「星影の人」「Joyful!!Ⅱ」のメモ。
数日経ってだいぶおちついてきたものの、いまだ興奮冷めやらず。
ああー、あと1度でいいから行きたいものですなあ。sabakiは如何ほど出ているものなのか…。ネットの海で必死に探しているのだが、さすがに土日は厳しいのう。いわんや千秋楽をや。しかし一縷の望みにかけて行ってしまいたい。
ええと、公演について。
まずお芝居はですねー。
冷静になってみると、なかなかに単純な展開でして。おそらく、こんなに楽しくて仕方なかったのはナツキさんが出ているからなのかもしれない…と思うのでありました。でも逆に考えれば、あまり物語を込み入ったものにせずに、沖田はんと玉勇さんの恋(♪)に特化したというのは良かったのかもしれないですな。あと気になるのは、沖田はん=丁寧語キャラだという図式を世界的にアピールしておいて(勝手に誤解しただけとも言える)、後半あまり丁寧語じゃないのがちょっと不満だったりします(笑)。山南さん脱走に関して井上先生(柊氏)らに説明するときは、何故か突然
「山南さんはそんなこと言っていないといいはるんだ!」
とかだし。しかも病の羽交い絞めに対する決意表明をするときは、「一人称:オレ」使っちゃうし。玉勇さんに対してはずっと丁寧語なんですが。
まあ、そんなことは単に「ちょっと気づいた点」であって、どうでもいいんです。ほこほこと笑える場面がちょこちょこあって、楽しい作品なのですよねー。ナツキさんが歩いているだけで楽しい… ←結局、ここに尽きるのですな
ゆみこさんは土方さんです。
女の扱いは任せなせい。場数踏んでますのよ。近藤さん(汝鳥さん)が「歳さん!」と呼ぶのがなんだか良いですな~。CSによると、稽古場でも沖田はんの格好見てプッっと2人で笑っていたというし(笑)、なかなかの並びなんではないかと思います。歌声もいいですなあー。
そして膝枕のところがいいですなあ。テダレに見えますわよ。いやーん。…というか、見せ場が膝枕しかない気がしないでもない。沖田はんに自分の女経験値について語るところも見せ場ですかね。あ、あと忘れてはならない、
「今日の宴会は中止だ!」
と大見得切るところ。ここは、膝枕とはりますね。いやまあ良いんだけど、私、ここ楽しくて仕方ない…。大見得切るにしては、発言内容が少々軽めではございませんか(笑)
玉勇さん。
美しゅうて美しゅうて…(感動)。ものすごいハマリ役ですね。
沖田はんの身体を心配してヨヨヨとすがりつく場面で、玉勇さんの頬に赤いスジが伝った回があったのですが(涙でお化粧が流れたのです)、すごく綺麗で更に泣けました…。京ことばとお衣装・メイクが見事にマッチしていて素晴らしいー。
京舞の場面も、劇場全体がはりつめるような緊張感があって、とても良かったですよ。
最後沖田はんを助けようとして、斬られてしまうときに、
「沖田はんより先に死ねて良かった」
「沖田はんが死んで、ひとりになったらどうしようかと思ってましたんえ」
と沖田はんの腕の中で言う場面があるのですが(涙が最高潮)、3回目(3日夜公演)に見たときにはこの2つのセリフの前に
「うち、沖田はんの大事なお命守ったんえ」
というセリフが増えていました。最初の2回には無かった気がするので、増やしたのかなー。それとも思い出して追加したのかしら。今はどうなのかな。
沖田はん、高下駄で捻挫とかなさいませんように…。大丈夫とは思いますが。
そうそう、歳さんだけでなく、桂はんにも「ドキドキ☆生お着替えショー」があるのでした。必見ですぞ!
こんなところで時間が尽きました。ではまた!