雪組エリザベートのメモ。
「彼を信じてるのか! 甘すぎる!」まで。
誤字脱字あれば後日直します
◇メガネ男子登場
カフェの場面です。注目は、まずは巨大なザッハトルテをいかなるときも携帯している涼花リサ嬢であると思います。食べても食べても減らないケーキ…。夢のようですね(笑)。そして、ツェップスさん登場。ソルーナさんのメガネ、滅茶苦茶オトコマエですたい。予想外なポイントでズボリといってしまいました。しかし私の真なるツボ(何でしょうかそれは)を突くには、彼は洗練されすぎています…。同じメガネ男子でも、もうちょっと冴えないキャラが好みよ。(蛇足情報:たからづかキャラの内、管理人的最も好みなメガネキャラはピーター(@失われた楽園)でございます)この場面はおそらく、下級生ちゃんを覚えるのにとても良いのだと思います。次回は気合入れて観察したいものです。さて、ツェップスさんたちと革命家ズにのそっと接近する閣下。「奇遇です」なんて、なんとまあぬけぬけと(笑)。「ちょっとこちらへ~」のあと、ツェップスさんの肩にファンシータッチ(?)を施しています。なんてこと!!
◇財政は破綻したまま戦争は続いている
おそらく、多くのミズフリークが今回陥るであろう現象。
ええと、シシィの寝室にやってくる皇帝陛下です。「僕、色々あって本当大変なんだよ、疲れちゃったよー」と。まったく、シシィが「力になって欲しい」と思ったときには見当違いのことを言うくせに、自分が困るとヨレヨレとすがってくるダンナですよ。なんてやつなの。しかし彼は皇帝なのでね。これで全て許されてしまう。いや許されていないんだけど。でもゆみこさんのフランツなら許してしまうわ(笑)。
さてさて!そのあと、物陰からぬめ~っと閣下が登場。机に腰掛け、シシィを誘いつつ、……ん?机に随分と執着しておいでです。なんか、気持ちはシシィよりも机をなでくりまわすことに向いているようなんですが(閣下の手に注目してしまい、場面に集中できない観客がここに)。なんか、脚の角度もちょっと格好悪い…。ど、どうされました閣下! ←2回目以降はだいぶマシになっておりました
閣下、よろよろと歩くシシィの腰を抱き寄せ、「行こうよ… ふたりで…」で、首筋に唇を寄せます。うわわわわ(大興奮)。しかしシシィは勢いよく拒絶!「出てって!!」 閣下、怒りの表情でドアにゆっくり進みドアを開け、ギュウン!と勢いよく振り向きつつシシィに腕を伸ばし、しばし静止。おじぎのかわりのようですね。笑顔は見せないのですねー。ここで優雅なおじぎをするパターンも見たかったような気もします。今回のも好きですけれども。ドアを閉めた後、手を握り締めつつ、怒りをこらえる閣下。トートによって、いろんなパターンがあるのですね~。「がーーん!」とショック受けるトート閣下を勝手に思い浮かべていたのですが、今回のなんとなくふてくされた表情の閣下もステキですね♪ 結局何でもステキなのよ。ええい何とでも言って!
◇ないものはないんだ!
ここのルキーニが一番好きかも。「在庫なし!」「ないものはないんだ!」 ミルクの場面です。月バージョンと同じ、皆が銀橋に出てくるパターン。個人的には、東宝バージョンが好きなのですがね~。
ここでの注目は~、何といっても、トート閣下ですよ! 前の場面で「がーん」となったあと、舞台の下手の方であやしく壁に張り付いているのですが、次第にじわじわと中央に寄ってきます。
「ミルク風呂に入っている! 皇后! そう…!(吐息)」
なんだー!! 何なのか!!(←狂喜乱舞ルーズ)今までのパターン(というか自分のデフォルトである宙組版)では、ここの「そう!」はシャウトだったのですけど、吐息混じりの囁き声でくるとは思わなんだ…!しかもあの怪しくねばついた手振り付きですよ。はー、たまらんですわ。というわけで、1幕で最も盛り上がるのはこの部分です。2001宙ベルばら(すいません古いネタで)でいうバスティーユの場面みたいなものです。この場面がすんだらなんとなく「ヤマ場は去ったぞ」感。この場面のためだけに、何度でも通えるわー。お願いですから、ここは東京でも変えないでくださいましね。
◇君を失うくらいなら信念を破ろう
フランツ…(涙)。というわけで、鏡の間の場面です。
その前にリヒテンシュタインさん率いる娘さんたちの場面が。美容師さん(麻樹さん)の歌声が嬉しいですな~。勿論早花嬢もチェック。
フランツの「シリにしかれます宣言」のあと、シシィ登場です。まぶしい! 美しい!ここではシシィに目を奪われがちですが、心をオニにして(?)銀橋の閣下を見てみましょう。ん? まだお休みのご様子です。おお?やっともぞもぞと動き出しました。冬眠から目覚められたご様子(ヘビ?)。…ねぼけまなこでシシィを見て、衝撃を受けておられるようです…。……というパターンなのかもしれないと必死に考えました。いやだって、あれでは銀橋にただ寝ているだけにしか見えない…。しかしこれは、妖しく寝そべっていると脳内変換せねばならないところのようです。と、東京でがんばります(私が)
◇世界の美女!
2幕、ルキーニ写真撮影に続き、世界の美女登場。しかしルキーニは上手いですねえ…。突っ込みどころがないわー。そしてそして美女ズ!シナちゃんのオランダ娘が、この世のものとは思えぬほどにかわいいです。何あれ! 犯罪だ!!タイホする!(そしてうちにつれて帰る)(←それこそ犯罪ですよ)
ぜーぜー…。日本娘の早花まこちゃんもやたらにかわいいです。皆かわいいんですけど、どうにも、シナちゃん早花ちゃんビイキなんで。すんません。
◇戴冠式→私が踊るとき
トート閣下とシシィの銀橋。閣下の歌が安定しているよ…。こんなことばかり言っていてホント申し訳ない。でもミズさんの歌声がヨレってないと落ち着かない性分なので許してください。たまにシシィに負けがちだけど(アワワワ)それが我らが閣下です。
◇友達さ…
少年ルドルフ登場。冴輝ちはや氏ですか。歌がすごく上手なのですよ…。なんかコブシ(じゃないんだけど何と言っていいのかわからない)が効いていました。上手い! しかもかわいい! 閣下が触ったりくっついたりしたくなる気持ちもわかる!あえて言うならば、少年ルドルフが閣下の手を握るとき、握り方が子供らしくない(笑)。もっとニギッと握っても(?)良さそうです。閣下についてはもう何も言うまい。好きにやってください。
◇企む家臣たち。
ガマンできない! 息子をとられたわ! の場面。やっぱりゾフィーにくぎづけ。上手いですなあ…。あと、ラウシャー大司教が本当に大司教ぽくて(?)すごいなと思いました。
◇鳥さん魚さん
さあさあさあ! 「ジェンヌさんにこんな格好させてしまうなんて!」とあわあわしてしまう楽しい場面の始まりです!踊り子ちゃんの早花まこ嬢に注目です。ここでも。というか、ここに出てくるとは思ってなかったのですが、(自前の)自動探知機が作動して驚きました。期待より何倍も楽しい場面になってしまった。マデレーネの愛原さんは、メイクとかすごく工夫されていてとても良かったですなー。しかし、月組版の城咲さんがもんのすごいはまっていて、バスタブから客席をチラと見るだけでもものすごいオーラが放出されていた程でしたので、それと比べてしまうと、もうちょっと頑張って欲しいな~と思います。がんばれ! 期待しておりますよ!そしてマダム・ヴォルフ、晴花みどり嬢。低音は出しづらいのかな~と感じましたが、迫力の色気でとても良かったと思います。最後、ルキーニに強引にキスするところがとって喰われそうで素晴らしかったです(笑)。
そしてそして!やはりここはフランツ抜きには語れません。鳥さん、そしてマデレーネに迫られつつ、もぐもぐ流される(?)皇帝陛下。ああー、ダメだ! ダメだわ!!(←愛ある叫びです)無表情を装いつつ、内心は男の本能に抵抗しきれてない、という姿を的確に演じているゆみこはすごいと思います。そんなテクを一体どこで習得したのやら。
◇ヘンタイさん登場
す、すいませんこんな見出しで。
皇后陛下、ダイエット且つトレーニング。しかし倒れてしまい、お医者さん呼んだらドクトル・ゼーブルガー登場。ドクトル、実はトートが化けています。横たわるシシィを診察するフリをしながら、脈を取り、シシィの胸のリボンをほどき、全身に手をかざす。あらあらまあまあ(やじうまオバサンのノリ)。「英雄色を好むと言うだろう!」…フランツ、英雄ってタマでしょうか?(ここはつっこむべきではない?)あくまでも皇帝陛下を信じるというシシィに、フランツがあんなことやこんなことをしちゃっている写真を突きつけるトート閣下。なんかやり方がアレですが。「これが彼の愛(吐息混じり)なんだ…!」 またやってくれたわ…(恍惚)。「生きていけない!」→帽子を投げ捨て、「死ねばいい……!」
……さあさあ、始まりますよ! 準備はいいですか!!
「今こそ 出掛けよう! 黄泉の国へ……!!」
コートの前をバーンとはだけると、そこはブラッディレッド!強烈です。そして…コートの前をはだけたまま、しばらくゆらゆらとゆれて笑顔で歌う閣下。……なんといいますか。「どうだ!すごいだろ!(何が)」とか言いたげな風情です。そして中に何も着けていなくても違和感なさそうです(いやあるだろう)満足したのかコートを脱ぎ捨て、首のスカーフも投げ捨てます。準備万端です。やる気充分です。
……だがしかし、シシィに強く拒絶されてしまうのでした。彼のやる気は空回り…。ちょっとかわいそうです。カバンも脱ぎ捨てたコートもそのままに去っていきます。
盛り上がってきたのに時間切れ~
続きます!