ないといったらないんだ!!
…ええと、この数日間の、わたくしめの勤務態度に関するコメントでございます
いまだに脳内お花畑~♪
というわけでエリザベートのメモの続きをば。
「ゆけ…!」まで。
◇トート閣下が陰の司祭
結婚式です。「何故なら、トート閣下が陰の司祭だからだ!」とのルキーニのセリフで、私はつい司祭様を見てしまうのですけど、実際にトートが司祭(?)に扮しているのは戴冠式の場面なのですよね…。月組のときにもウィーン版のときにもやってしまった。ううむ困ったものです。
◇愚かな選択だ~
この場面好きです。特にパパの「マザコン皇帝~」というところが(笑)。そして、宮廷の方々のコーラス。「あの娘は、落とした♪」と歌う舞咲りん嬢がイジワルぽくてたまりませんね(大好きだ…)。何故こんなに似合うんだろうか…。
◇俺ンのむぉンぬぅお~~(何が何だか)
最後のダンスです。「憶えておいでですか…?」と語りかけつつ、ここでもボディタッチを欠かさない閣下なのであります。音楽が盛り上がるところの、腰ふってリズムとりつつのニヤリ笑いが、ミズナツキ的できゅんときます。ああー何なんだ。好きだ!!(絶叫)シャウトのところは、高音は出さないようにしているのでしょうか。それにしても、記者会見映像ではヨレヨレソングにときめいたものでしたが、全くヨレヨレということはなく!! よくぞこのレベルまで仕上げたものだと感動しきりです。
◇「皇后らしくするんだ」
シシィを不安に陥れる最初のセリフ(笑)。フランツとシシィが袖にはけるとき、月バージョンではあたかもシシィがエスコートしているように見えてしまったのですけど(…)、今回は並び方など気を付けたようでした。
◇叩き込まなくては!
ゾフィーさん、嫁いびり(ヒィィ)の準備運動の場面。
女官たちにも注目ですよ! 個人的には早花まこ嬢をがっつりマークなのであります。かわいい~。そしてやはり欠かせないのは舞咲嬢。アゴの角度からして、既に堂に入ってます! さすがだ!
ゾフィーは、「いじわるな姑」というイメージがずっとあったのですけど、今回の雪バージョンでは国の将来を憂いて、シシィにもわざと厳しく接しているような印象を受けました。第一に国のために、全てを捧げた人物なのですよね。CSでも未来さんが語っていらっしゃいましたが、その通り、今までのゾフィー像とは異なっているように感じました。東宝版に近くなったのかしら。
◇なんて寝坊なの!!
おっそろしー歌ですよ。ウィーン版の、女官たちがズカズカズカと近寄ってくる演出がやたらに怖かったので、宝塚版は品があるなあ…とか思いました。(でも、あのズカズカズカもクセになりますが・笑)しかしフランツ。昨晩嫁とやったかやらないかまで(表現に品がないですよ)母親に報告するなんて。考えられませんわ…ぶるぶる。そして、シシィにすがられたときの「僕は君の味方だでも…」と母を擁護する発言。結婚早々から暗雲なのですが。…しかし彼にとってはおそらく、母に嫁との行為(まだ言うか)を話すのは、別に問題ない普通のことなのだと思うのですよ。お育ちが良すぎて、庶民の感情というものをよく理解していないのだと思います。そういう教育を受けてきてしまったから。彼は、シシィのことを想ってやっているつもりなのですよ。そこが悲劇の始まりであったわけなのですけど。ううー。
フランツ登場し「フランツ助けてあなたが頼りよー!」というところ。何故かゾフィーにロックオンの私であります。シシィがフランツに駆け寄ったときに不安そうな表情になるのだけど、フランツがシシィに例のげんなりするセリフ(笑)を言うと、厳しい表情に戻り、去っていくのです。…フランツびいきでゾフィーびいきになってしまった。
◇私だけに
シシィの独唱場面。最後、全身から生命力をほとばしらせるとなみシシィ。素晴らしかったです!!
トート閣下が途中から登場するのですが、2階から見るとシシィ(生)とトート(死)の存在の対比がわかりやすかったのですけど、1階から見たときはシシィの存在(というか照明)に閣下の立ち位置が重なってしまい、……閣下、霞んで見えた(泣笑)。まあ、でも、この方が、閣下がシシィを誘う(?)のをあきらめる理由がわかりやすいので、よいのかもしれない。
◇生きたお前に愛されたいんだ~
閣下のソロ。
あー、ええ声してるわ。バラードなのに、ヨレヨレしない! 感動してばっかり。
◇大丈夫だよママの方が経験豊富だ任せよう!
フランツ、心から良かれと思って言っているのよ…。泣ける。でも「君の美貌が力になる♪」と。何だかんだ言って自己中心的ですよねー。でも皇帝は、これを「自己中心的」とは思ってないのよ…。だって皇帝なんだもの。…ホント、どうしようもない男ですなー(笑)。
◇女狐め!
シシィの「エーヤン、ハンガリー!」にはゾクゾクきましたよ。すごいオーラだなあと思いました。隣のへっぽこ旦那(ひどい・笑)もすごいです。大好きです。あとハンガリー扮装のシナちゃんにも注目ですぞ!どこにいても何着ていてもかわいいってどういうことよ。しかしハンガリーの人々の盛り上がり方は、どのバージョンでもテンション低めですね(笑)。
そして、革命家の方々がいじいじする場面。今回、革命家ズはちょっと弱いですかねー。もうちょっとキャラ立てしないと負けちゃうよ!(誰に?) 悪いことは全くないのですけど、もう少し頑張っていただきたい気もします。
そしてここでのポイントはやはり!
「ゆけ…!(吐息混じり) ウィーンへ…!」
です!! 何度でも聴きたい!!
うう、時間切れ。続きますー