星組公演「さくら」「シークレット・ハンター」を見てきました。
「さくら」。
関羽は見事なヒゲがウリだというのにー。楽しみにしていたのにー。しかも張飛の方がヒゲがつやつやしてる! 美髯公の名が泣くぜ! しかも青龍偃月刀じゃないし!
…などと勝手なイチャモンつけてみたくもなったりならなかったりもごもご。
一番面白かったのはお花見の場面です。すずみさんが番をする寺に、立樹さん率いる民衆がお花見にやってくる場面。酔っ払ってふわふわしているすずみさんが楽しすぎる。
えーと「シークレットハンター」はというと
ものすごい展開でしたが(ホントもう、目が点というか)、熱いショー部分の勢いとラストの強引極まりないハッピーエンドのおかげで後味は良いですな。まあ、常識ある人だったら、結婚する前に夫となる人の職業を改めさせると思うのですけど、なんで結婚式であんなこと言っているんだろう…とかね。それに始まって、色々と「ん?」なところはありました。でもでも、ダグ氏のキメ台詞「ようやく、人生の宝物を見つけたんだ!!」(意訳)にはうっかりジーンときました。いやー、こんなこと言ってもらいたいものですね(笑)。
安蘭さんとあすか嬢は既に熟年夫婦のようにしっくりいっていて(笑)、舞台に2人で居るときのムードがとても良かったと思います。「安蘭さんのお披露目」というより、「安蘭&遠野コンビのお披露目」であることを強調しているような演出で、あすか嬢ビイキとしては非常に嬉しかったですね。パレードの最後、2人で前に出てキメポーズというのに感動しましたわ…。感慨深いです。次は、あすか嬢が安蘭さんを翻弄するような物語を見てみたい、というのが私の希望です。
私の一番の目当てであった和氏はというと、アナマリア(南海まり嬢)の部下で、ちょこちょこ登場。今までにない短髪で新たな魅力♪とのウワサを耳にしていましたが、髪を立ててなかなかお似合いでした!短い髪も良いわね~。でもサラ髪も大好物なので、また伸ばしてもいいよ!!しかし彼は、コミカルな役が似合わないですなあ(愛)。情熱的にシャウトする役がまた見たいなあと思います。炎~新公の呪縛(?)から逃れられない私。フィナーレやダンスシーンでは、多少は星組ナイズされたものの、体内の宙組DNAはしっかりと生きているのだなあと感じます。1人、角度が違うのですよねえ…。そんなしみこ氏を見るのが楽しみでたまらない。
あとは、真風涼帆氏をしっかりチェックしてきました。ロケットではなくフィナーレの大階段群舞のメンバーになっていたことに驚いた。下級生の娘役ちゃんがよくわからないのですよねー。やっぱり、下級生を覚えてくると、観劇の楽しさも倍増する気がいたします。