信念って、「破る」ものではなく「曲げる」ものではないのかしら。今更ながらにつぶやいてみる。
「信念を破る」って、エリザぐらいでしか聞かないのですよね。
このことって、既に色んなところで突っ込まれているのかもしれないけど。
今はお盆休みであります。
土曜にエリザ、日曜にレミゼを見てきました。ビリーはさぼっています。
レミゼは山祐バルジャン、今ジャベール、泉見マリウス(←ここは外さないのさ)のキャストでした。今さんジャベール、やっぱり好きだわぁ…。石川さんジャベールに心奪われていた私でしたが(「京都五山「禅」の文化展」に行ってしまおうかと本気で検討するぐらいに)、甲乙つけがたい。どちらも大好きです。
石川ジャベールの何が良かったのか、と冷静に考えてみると、歌声がすごく好みだというのもあるのですが、それとは別に、学生に捕らわれている場でバルジャンに会ったときの驚き顔(まん丸目)が強烈だったというのが大きな理由なのだと思えてきました。……。
泉見くんマリウスは、今回は登場時からステキ髪型で(おばさんぽいのではなく(笑)、横髪がなびいている髪型)どこぞの誰かさんからアドバイスでも受けたのであろうか、と思いました。ナイスアドバイス。でもそのかわり、結婚式のときの髪型変化はないのですけれども。アンジョルラスは坂元さんだったのですが、今までに見た岸さん、東山さんより「仲間!」という雰囲気が出ていて、最も似合っていたのではないかと思いました。坂元さんは熱血リーダーっぷりが良かったですな。「市民は来ないぞ~」の歌で涙が出ました。
ファンティーヌは渚さんでした。渚さんを見るのは3回目なのです。今までの2回は正直「ウーム」だったのですけど、今回は良かった! 声が安定してきたように感じました。今までは低音部がちょっと苦しそうで、「聴かせる」まで至っていなかったように感じていたのですよ。
私が見たときは新妻聖子さん(エポニーヌ)の楽だったのですが、カーテンコールのときに今さんが新妻さんに挨拶を促したり、アピールしたりと、心遣いをしていて、とてもステキでした♪ 逆に泉見くんは相変わらず「早く帰りたそう」な動きを見せておりました(笑)。泉見くんインタビュー目当てに購入した「ミュージカル 8月号」では、恋愛ベタ云々という彼のコメントが掲載されていて、それならば私が手取り足取り、としゃしゃり出たくなりました本当すいません冗談です。「愛の輪舞曲(ロンド)」(「愛と死の輪舞」ではありませんぜ)の購入を真剣に検討しつつもいまだ手を出せない。