ソフトの上野投手見てたら、何故かミズさんに会いたくなりました。
日曜日、帝国劇場「ミス・サイゴン」を見てきました。
「ミス・サイゴン」
12年(だったか?)前から再演を重ね、今年は4ヶ月公演! 一度は見ておかねば、しかも泉見洋平くんも出るし♪ ということでいそいそと行ってまいりました。
エンジニア:橋本さん、キム:新妻さん、クリス:原田さん、ジョン:岡さん。エレン:シルビア・グラブさん。トゥイ:泉見くん(本命)です。
ベトナムの話だったのか…。と、開演前にチラシに載っているあらすじを読んで初めて知る私。前準備怠りすぎ(笑)。しかしあらすじにトゥイの名前が出てこないなあー。どんな役なんだろうとドキドキ。
トゥイが出てきて、ビックリ! 泉見くんの新たな一面を見ました! 新たじゃないのだけど私にとっては新たなのよ!だって爽やか好青年役しか見たことないんだもの!!ああもう、何やっててもステキです(ほわほわ)。声がいいわー、ほんのり昭和風なところがたまらなくステキ!!オールバックは、に…似合ってるのかな? アタシ前髪パラリしてるのも好きだなあ! もちろんオールバックもステキですけどね!!そして爽やかでも悪くても熱い男なのよね。コンサート行ってみたいなあ~。一体どんなコンサートなのでしょうね?端っこでいいからまぎれこんでみたいものです!! 1人で行く勇気が出ないんだけどぉーー(呼びかけてみる…)
……お、終わりでいいですか?
ええと…。私この話よくわかりませんでした。内容がよくわからなかったという意味ではなく…。いやそういう意味になるのかな…。キムがかわいそうすぎる。彼女はちゃんと報われているのでしょうか。私の解釈の仕方が何か抜けているのかしら。キムの生き様を見て、そこから考えようというのが作品の狙いなんでしょうかね。でもそれだと、前半は幸せいっぱいの2人の結末がこれでは、むなしすぎる…。クリスがただのダメな男になってしまっているような?それが狙いなのかな?実際見終わったあと、「クリス、なんなの?」といきまきながら劇場をあとにしたほどです(笑)。ジョンはちゃんと仕事してるなー。元凶(と言っていいのかわからないけど)をつくったのは彼ではあるんだけど、それでも彼は、そのことを償おうとちゃんと活動している。クリスは、キムのことは心配してるけど、でも今の自分の幸せも失いたくないというエゴ(?)が見える。彼もつらかったのだとは思うけど…。うーん、どうしてもキム寄りで見てしまうなあ。あとエレンとトゥイ。エレンは、我慢強い大人の女性だなあと。シルビアさんの演技がとても良かったですね。トゥイは、やりかたはとんでもなかったけど、純粋にキムのことを想っていたように感じました。やりかたはとんでもなかったけどね!(笑)
この結末では、遊ばれた現地の娼婦と、ノウテンキなアメリカ人という図でしかない。がんばって補完してみると:
キムはエレンから事実を聞いてから、どうすれば一番タムの幸せになるか、考えたのでしょうね。クリスに奥さんが居る以上、自分とまた一緒になってくれる可能性はない。ベトナムで母子で暮らし、クリスから金銭の援助を受けることになるが、今のベトナムでは、未来に展望が持てない。自分が居たらタムはアメリカへは行けない。タムを連れて行ってもらうためには、……。
もうこの時点で、キムの中ではタムが最優先事項になっており、クリスへの愛は、それまでとは別の形に変わってしまったように思います。なんつうか、「責任とってよ」みたいな? ダイナシって言ってくださって構わないっす
ラストをみて、真っ先に思い浮かんだのは「霧のミラノ」です。短絡的。
終わりで…とか言いつつ、くどくどと続けてしまいました。
あと何回か見たら、何か別のことを感じるのかな。