* 花組 / 春野寿美礼・ふづき美世 / 春日野八千代・松本悠里・轟悠 / 東京宝塚劇場 / 2004-03
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盛りだくさんなショー。瀬奈さん大忙し。おなかいっぱい。フィナーレのスパニッシュde冷笑デュエットでは主演コンビの本領発揮。この路線で行っていただきたいですな。花純さんの背中が好きです。
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出だしから春野節。銀橋の中央に立って朗々と。
後ろに赤いお衣装の男役さんたちがぞろぞろ登場します。
赤い羽根扇を持っていらっしゃいます。
銀橋を順に歌いつつ渡る人々。
蘭寿さんと愛音さん、遠野さん・未涼さん・華形さん…だったかのう…
彩吹さん、瀬奈さん。
ふづきさんも。
春野さんが「はるスミレ~咲き~」と歌うとちょっと不思議な感じがします。
KILLER-K。
瀬奈大先生のオレ様の天下場面でございます。
ここ数作は貫禄もついてきたし…スターオーラが出まくりですな。
チャイナガール2人にはさまれて銀橋を渡る瀬奈さん。
渡りきると…デジャヴの群れが~
サイトーせんせい臭がもくもくと立ちのぼってまいりました。
HANACHANGがいます。じゅれいさんがいます。
じゅれいさんを囲っていたボスがいます。ってこの銀色のチャイナは良く登場しますが。
華形くんは、まるで借り物のようにぶかぶかな学ランです。
応援団に入った新入生のようです(あわわわ)
アジャーニナンジャーニさんもいます。
金閣銀閣の取り巻きみたいなジャージィさんもいます。
ううう既視感が…。
まーそれは置いておいて、もりだくさんで忙しい場面です(観客が)
メインテーマがよくわからないところもミソです。
中央では瀬奈さんが黒いビスチェ(でいいのかしら?)の舞城さんと絡んでます。
黒髪ショートカットですよ。ツボついてきますな~。
案外黒髪ショートファンは世間に多いとみました。
蘭寿さんが軍服で歌ってらっしゃいました。
お盆が回って場面展開。
中央にウェディングスタイルな新郎新婦が。眉月さんと遠野さんです。
青いお衣装の春野さんが登場。黒い衣装の瀬奈さんも登場。
新郎新婦はとても幸せそうに楽しそうに踊っています。
が、春野さんと瀬奈さんは新婦に興味があるようで、気をひこうとしてます。
すごく嬉しそうな遠野さん。
確かにこりゃ嬉しかろうね…
新郎の立場が(涙)
とか言っている間に、彼らは新婦を取り合うことに飽きてしまわれたようです。
2人で戯れ始めました。えい! とか やぁ! とかつつき合ってます。
最後は紫のドレスに着替えた遠野さんと、3人で銀橋へ。
遠野さんは新郎を放ってきてしまったのでしょうか。
およ! 極楽鳥スタイルな彩吹さんが。
トレビア~ン…。ジュテーム…は言ってないか。
とにかく妖艶に魅せるのがコンセプトのようです。
彩吹さんの娘役扮装大好きなのですがこれは…コメントしがたいなぁ…
目が離せなくなるのは間違いないです。
ロケット…ロケットね。
なんと形容してよいのかわかりませんが
何とも言えない登場場面で…。貝柱チック。
妖怪RPGに出てきそうです。おばけはまぐりとかいう名で(センスないなぁ)
瀬奈さんが娘役さんたちに囲まれてうはうはな場面。
ここの注目は、瀬奈さんの朗々たる歌声と花純さんの背中です。
瀬奈さんが朗々と…おおお考えてもみなかった場景が。
そして花純さん。あのドゥダマッソーな背中が健在で嬉しいです。
顔わからず背中だけ見せられても、すぐ見分けつきます。
彼女のうどん体型(断面が丸い)なところもまた安定感があって良いですな~
うどんの反対はきしめん体型です(断面が平たい)
私はうどんに憧れています。
いいなーうどん。
孤独なガンマン(ガンマン?)と盲目の少女とのふれあいがコンセプトの場面。
いきなり拳銃をくずかごに叩き捨てる春野さん。
ったくやってらんねーよ! といった感じでしょうか。
何だ。一体何があったんだ。
背後からわらわら出てくる仲間たち。
傷をなめあうひとびと。
が、ボス(たぶん)の矢吹さんから次の指令を告げられ、ボスのお付き嶺輝さんに圧力をかけられしかたなく出動します。
嶺輝さんはギャングな役が多いですなぁ。
が、春野さんは仕事をさぼってバーにサボタージュ。
仕事終わったあとかもしれませんが。
そこで出会った盲目の花売り少女・ふづきさん。
つかの間の幸せ。
ですが、春野さんは抗争相手の組織のガンマン(なのか?)に突然撃たれてしまいます。
初姫さあやさん演じる子供が印象的です。
というか今時ガンマンって言うだろうか。
自分の言語センス(?)に不安が募ります。
倒れたままの春野さんの傍らに、白いお衣装の彩吹さん登場。
宝塚ならではの、トートツに異次元の人が登場するおなじみの展開です。
アメージング・ブレイス(だったかね)をアカペラで歌い、聴かせます。
おおお盛り上がってきました。高まる鼓動。(←?)
春野さんがせり下がり、みなさん白いお衣装で登場。
うううまた既視感が… みたことあるぞ~
瀬奈さんのお衣装がいちだんときらめいているー
そうよね~ 2番手さんなのよね~
時代の流れにいまいちついていけない私でございます。
おおおマスマス盛り上がってきましたぜ! というところで春野さん登場。
豪勢なガウン(?)です。朗々と歌います。
声をぐぐーっと伸ばしたあと、今なら裏返りコブシをサービスです。
裏返り声が大好きな私にとっては嬉しい限りです。
スパニッシュな場面。
瀬奈さんが赤いラテンブラウスで登場。おおボトムにはスパンラインが。
彩吹さん、蘭寿さん、愛音さん、高翔さんがそれぞれの色のラテンブラウスで。
背後からにょにょにょと登場する春野さん。
ブラックラテンブラウスです。歌は歌っていたかな…? 忘れた…
周囲もブラックラテンブラウスにお帽子です。
娘役さんたちはラテンドレスにお帽子です。
帽子をかぶられてしまうと、誰なんだかわからなくなってしまうのですよね…
でも花純さんは背中でわかります
入れ替わり立ち替わり~で踊ってます
ふづきさんも登場。周囲がはけて春野さん、瀬奈さん、ふづきさんの3人場面となります。
なんとなく、ル・ボレロ・ルージュ風味。
ススス…と後ろの大階段をのぼっていくふづきさん。
本来なら前で絡んでいるオサアサを見るべきなのでしょうが、つい背後で寂しさに負けず傲然オーラをふりまいているふづきさんを見てしまいました。
どうしてこんな振り付けにしちゃったんでしょう(笑)(笑うところなのかな)
瀬奈さんが去り、ふづきさんと絡む春野さん。
両方いけるクチなのでしょうか。なんて言ってみたりして。
冷たく笑い合うふたりの銀橋渡り。
こんなテイストが、このコンビには似合っている気がいたします。
パレード。
エトワールは遠野さんです。澄んだ歌声が心地よいです。
アプローズ・皆さまお手を~どうぞ~
皆さん降りてきて終了です。
あら? 途中ずいぶん抜けたわね…。
黒エンビかスーツかの群舞があったような。
そのあたりは脳内補完でお願いします。
演出家3人の競演、というのもあったせいで、
盛りだくさんでいろいろな味が楽しめる作品でした。
カラーが本当に全然違うのねぇ…。
まとまりがないといえばないですが、こういうイロイロ味わえるというのはなかなかおいしいです。
今回、ステキな人探索をがんばれなかったのが心残り。
なので以前から注目していた方々(即座に見つけられる)の印象が今回も強いです。
遠野さん。
花嫁さんのところがかわいかったですなー。
遠野さんはメイクとかじょんじょん上達してきてめろめろ度パワーアップで頼もしいんですが、たま~にヘアスタイルがありゃりゃ…なことが…あわわわ。
でもそんなの気にならないくらいかわいいのだった。めろめろ。
華形ひかるくん。
キラキラ~オーラに大期待だったのですけど、今回のショーではそこまででもなかったかな~。
なんとなく、お芝居の方が輝く方なのかしらと。でもまだわからないので、今後も観察を続けます(笑)
花純さん…マッスル好きは悩まずチョイス(何を)
いろいろまいってます。この安定感が好きです。
踊りに落ち着きがあるというか、でーんと構えて踊ってらっしゃるのですよ。
足上げても腕振ってもくねくねしても、とにかく安定感がある…
あの背中に体当たりしたい衝動に駆られます。