スタジオライフ「DRACULA」。
(新宿シアター・サンモール)
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ドラキュラ伯爵(曽世さん)の「マントばさっ」は、是非我が生活に取り入れたいと思いました(どうやって)
十字架やニンニクに怯える伯爵…。今時そんなレトロな吸血鬼いねぇよ、と思ったのですが効くのですよこれが。「ときめきトゥナイト」を思い出してしまったのは何故だろう。懐かしい。やっつける方法は「胸に杭を打ち込む」です。銀玉鉄砲じゃないのね…。
ドラキュラ伯爵が主役なのですけど、そこまで深く描かれていなかった印象。少々物足りないように感じました。もっと心理描写とかしっかりやって欲しかったですな。私何様なのでしょうね。
何となく、ラスボスの伯爵を倒すために仲間を集めて立ち上がる…みたいなストーリーで、分かり易くて良かった…のだけど。
個人的に宝塚に求めるものとライフに求めるものが違うので…。宝塚は「明るく陽気にハッピーに!」であればわりに何でも許せちゃうのですけど(どうなのかしらこれって)、ライフは文学的香りと耽美性、そしてドラマ性が欲しい。もっと深みが欲しいのでございます。これはミュージカルとそうでないやつで求めるものが異なる、ということなのかもしれません。
あとは~各キャラがそこまで立っていなかったというか(この言葉の使い方正しいのかしら~) そんなに個性的な人物が出てこなかった感じもしました。
最近なんかくどくど言いすぎかしら。色々見すぎて口うるさくなっちゃったかしら。いやですな~。
山本たんステキだったですな…。だがしかし、山本たんが女の人をエスコートしている、という姿、違和感があって仕方ない。
LILIESの感動をいまだに引きずっている私。