* 宙組 / 和央ようか・花總まり / 宝塚大劇場 / 2005-01
---
古き良きレヴュ~♪ …なんでしょうか。
和央さんの髪ワザは健在です。
---
では幕開きから。
クシダ氏(未沙さん)とヨンヨン(出雲さん)が客席から登場。何やらファンタジックな扮装をしています。ヨンヨンのカツラはマリー・アントワネット風です。クシダ氏は星釣りに夢中のようです。
何やらわあわあ言い合っています。お付きのレヴューの精?(早霧さん、凪七さん、咲花さん、花影さん)がかわいらしいです。
彼らは物語の狂言回し的役割のようです。
で、トップさん登場。
舞台中央の、どでかい円形の台座(?)からででーんと登場です。さすが和央さん! 初っ端からカツラを着用ですよ。ラーメンパーマです(他の表現方法はないのか)
続いて(逆だったかもしれませんが)大和さんが歌いながら登場。アラビアンな水泳帽…のような帽子です。うまく描写できなくてすみません。おでこの中央部分に白い羽がピョーーンと立っているのがポイントなのでしょうか。関係ないですが私はこのような耳まで隠してしまう帽子は苦手なのですよ…。なぜならジェンヌさんの見分けがつかないからです。(それ以前にかっこわる…あわわ) タニさんなどは、もう判別能力が備わっているのですが(私に)、下級生の方々を見分けるのには難易度高いです。まーレヴューといえばこの帽子なのかもしれませんけど~。
続いて水さんも歌いつつ登場。後ろに彩乃さんが登場して、歌声が重なります。くぅぅ…。色々切ないです。
周囲には似たような格好の星の精さんたちが登場です。
その後皆でどどっと踊っていたようなのです。(早速記憶あやふや) ここに登場する人々は、レヴュー星の「レヴュー星人」さんたちです。つまり、宇宙人なのです! …レヴュー星が宇宙にあるのかは疑問なのですがつまり地球人ではないということです。どうでもいいですが“ヴ”って毎回打つの面倒なのですが…。いやいや頑張ります
さて、地球の貧しい娘、ジジ(花總さん)のおでましです。
こきたない、ツギハギだらけの洋服を着て、歌いつつ銀橋を渡ります。貧しい上に胸を患っているのだそうです。泣けます。
このかわいそうなジジさんを幸せにしてあげようと、レビュー星の皆さんはやる気になるわけなのです。
軍服姿のトト(ミズさん)、美郷さん、寿さん、遼河さん、悠未さんが銀橋に登場。これから「エトワール座」で何かやってくれるのだそうです。遼河さんと悠未さんがミズさんの両脇でトロンボーンを振り回しているのは圧巻(?)です。
銀橋から舞台に戻り、トトは指揮棒(マーチングバンドが持ってる長いやつ)を持って、周囲の座員たちはトランペットやらクラリネットやら楽器を持って、演奏開始です(つまり楽器を構えつつ踊るということなのですが) 楽しそうです。月丘さんのにこやかな笑顔にクギ付けです。好きだ~。
ここにジジ登場。なんとなく、「白昼の稲妻」のルネを思い出させるのですが、それは単に見かけが似ているからなのか。ともかくジジはトトを襲い(笑)指揮棒を奪います。いかるミズさん(そんな姿もステキ・笑)。何かとちょっかいを出し、ゴロゴロと寝そべったりとおちょくった態度をとるジジでしたが、エトワール座の主演スター・オーレリアン(和央さん)の登場に、ぽわ~~んとなってしまいます。
仕組まれているというかなるべくしてなったというか…(笑)
ゴホ。
えーっと、この場面では鈴奈さんと一緒に貴柳さんが歌っておられます。多分低い声で聞こえてくる方が貴柳さんの声だと思うのですが。
オーレリアンは当然の如く(笑)カツラ着用です。肩よりちょっと長めのストレートな感じで。つまりは和央さんお得意のレングスでございます。たまりませんな。
ジジはいつの間にかドレスに着替えてご登場です。やっぱりこうでなくっちゃなぁという感じですよ。
オーレリアンはジジに「君を相手役にするよ」と告げます。…今更何寝ぼけたこと言っとるだ、生まれる前から決まっていたのでしょうが、なーんてツッコミはナシの方向でお願いします。コミカルで楽しい場面です。
トト銀橋渡り。明るく「エトワール座やりますよ~」とか歌っていました。今回のミズさんの歌は陽気な歌ばかりなのですよ。個人的にはもっとムンムンなのも聞きたかったのですが…、でも歌の場面がいっぱいあるのは嬉しいです。
突然スパニッシュムードですよ。
マタドール姿は誰が着ても格好よいので(あわわ)大好きです。大和さんと彩乃さんが銀橋でデュエットです。彩乃さんと歌うと誰もが歌上手に聞こえるのでステキです(ゴホゴホ) そのあと舞台に戻って、和央さんが中央で歌って(花總さんも居たかのう…)背後で皆がデュエットダンスしていたような。
皆が入れ替わりたちかわりでダンスするのですが、彩乃さんと悠未さんが舞台の両脇でデュエットで歌っていたのはとても爽快でした。彩乃さんの低い声、大好きです。
その後銀橋に出て来てキメポーズでした。途中をかなり省略してしまったような。
大和さんのソロ。
私の名前は、ピッピ♪ (客席から笑いが起こる)
という歌でした。白い軍服姿がステキです。歌うというより絶叫しているタニちゃん…。まあ、タニちゃんですから(笑)
そしてロケット。もわもわしたカツラ&ピンクのお衣装です。うう最近の若者は顔がわからぬ…。綾花ちかちゃんしか判別できませんでした。また頑張ります。
黒エンビの場面。
ジジのお誕生日なので、皆でお祝いするのです。
黒エンビの群舞、どのショーでも大好きですな~。宝塚の風物詩(?)ですね。ここは数少ない(唯一の…とも言える)(涙)ミズさんと彩乃さんが組んで踊る場面なので、信者の皆さんは貪りつく勢いで鑑賞するべしです。
ジジは皆に祝ってもらえて幸せいっぱいなのですが…忘れていましたが、彼女は胸を患っていたのでした。ついに倒れてしまうジジ…。
そして、ジジはレヴュー星人となってよみがえったのです!
(っていうことなんですよね?)
またまた序盤で出てきたアラビアン水泳帽な皆さんが登場します。
ここがレヴュー星なのでしょうか。
もうこのあたりから展開があやふやなのですが(常にあやふやだったではないか)皆で踊ったり、和央さんと花總さんが踊ったりという感じ。そういえば、踊っていた皆さんがキメのところで、円形台座の上に必死に這い上がるところがありました。少々必死さがにじみ出ていました。公演を重ねればもう少しスマートに登れるようになるかと。今の必死さも愛が募りますけど(笑)
トトとピッピの銀橋。
お2人とも白い軍服です。もう、何が何だかな歌なのですが(笑)お姿見ているだけで幸せだわ。ミズさんは上手から、大和さんは下手から登場し、2人で下手側に去って行きます。
クシダ氏とヨンヨン登場。レヴュー星の皆がタカラヅカの地でレヴューをやっているとか何とか。
お付きの少年少女たちが、手をつなぎながら去っていくのがかわいいですよ。
ここからフィナーレなのでしょうか。
白いお衣装の和央さんと、脚と顔だけ出した花總さんがご登場。
何といってもここは花總さんのおみあしに注目ですよ。
「脚だけ見とればええんじゃ!」とでも言わんばかりで(誰も言っていませんよ)本当に脚しか出ていません。それにしても綺麗な脚だなぁ。天然記念物的ですよ。
と、おやじ視点で堪能したところでミズさんと大和さん、男役の面々が登場。と、パンフには書いてあるのですが、花總さんの美脚が強烈すぎたのか、この場面のお衣装もダンスもすっかり忘れてしまいましたよ… 次はしっかり見ておきます。
最後はトップお2人のデュエット。白いお衣装だったかな…。
トップのデュエットダンスが多いので、ごっちゃなのでした。言い訳ばかりですみませんね。
あやふやなままフィナーレです。
エトワール、彩乃さん。
続いて大和さん、ミズさん、花總さん、和央さん。
最後は記念撮影(?)で、クシダ氏が銀橋に置いたカメラのシャッターを押して、舞台の皆さんがカメラ目線で静止したまま幕が降ります。
手、振ってもらえる方が嬉しいなぁ~。
でも、皆さんの表情が笑えるのでなかなか楽しいです。
---
全体的に明るく楽しいショーです。分かり易いです。
雰囲気が場面によってそんなにかわらないというか…。うまくまとまっているショーだと思います。
トップコンビのデュエットを「これでもかーっ」というくらい見せてくれるので(今回に限らず今までもそうであったが…)ファンの方にはたまらんです。私もたまりませんでした。
ミズさん好きとしては、娘役さんと組むところが数少ないのがちょっと残念ではありますが。
退団、組替えと、宙組が大きく変わってしまう節目の公演でもあります。
感じたこと全部は書けなかったのですが(かなり痛々しいので…笑)そのあたりは追々。
東京の公演までぼつぼつ通おうかなと思っております。