東宝、月組「エリザベート」。
見納めです。
久々の宝塚観劇。 といっても、ステラマリス以前はこんな感じのペースだった気がするのですけど(宙組公演期間以外)。 とにかく楽しかったですね。宝塚サイコーであります!
瀬奈さんのファンクラブの総見だったようで。初めて居合わせたのですが、これがまた壮観な光景なのですよ…。2階のA席、B席がほとんど会服で埋まるのです。ニンキモノだなぁ~(ぼやーん)。A席前方、B席前方(私はココ)の友の会席だけが一般人(少なくとも見た目は)でした。こういうところに座っていると、自分のほうが特殊のような気になってくるのは何故なのでしょうか…(笑)
さて、今回もゆーひさんが出ている場面はひたすらに追っていました。ホントステキだ。このステキさは一体何なのだ。
ゆーひさんは、技術的には上手いのか何なのか私にはよくわからんのですが、私は彼女の歌声が大好きなのですよ。とくにこねくり回しているわけではなく、素朴に素直に声を出している(のだと私は思う)のですが、それがとても心地よいのです。
それでもゆーひさんのルドルフは、あまり弱そうには見えないのも特徴なのではないかと思います。オドオド感がないです。苦悩する青年って良いですね!(話がまとまってないわ~)
悩むルフドルフに、革命家達が
「救世主になれる!」
「ハンガリーの王冠が待ってる!」
と洗脳しようとするところは、悪質なキャッチセールスのように思えてなりません…。そしてその気になっちゃう皇太子。ハンコとかツボとか容易く売りつけることが出来てしまうのではないだろうか。
私のかわいいルドルフちゃんに何てことをするんだ!
幕開き、ルキーニ登場のあと、ハプスブルク家の面々が亡霊になって現れて歌いますが、そこのエリザパパ(星原さん)の歌が
「♪ はにかみやがった~~」
に聞こえてしまって困っています。どう考えても場面にそぐわないので、多分違う内容を言っているのだと思うのですけど。ためしに宙組公演のビデオ(これしかない)を見てみたのですが、やっぱり同じように聞こえます。本当は何と言っているのかしら!
フィナーレ、彩輝さんと瀬奈さんのデュエットの場面。
あの問題のリフトは、随分スマートになっておりましたね。やっぱり何度もやればうまくなるものなのですね~。なかなかステキでしたよ。
瀬奈さんのカツラ、今回は茶髪・短めのウェーブでした。日替わりで色々やっていたみたいですね。同行してくれた友人(大劇場行きでも一緒だった)が前回見たときは、大劇場観劇時と同じ茶髪ショートだったそうです。短めウェーブもかわいかったけど(金髪外ハネよりは断然…)、個人的にはショートが一番好きですな~。一番似合ってましたね。カツラの種類は他にもあったのかしら? 3種捕獲できたのはトクした気分ですね♪
この作品、テーマが重いだけに、たてつづけに見ると少々落ち込んでしまうのですが(「死ねばいい!」とか… 冗談でも言えませんよ)、でも内容は本当に素晴らしいなぁ~と思いました。
配役が決まったときは相当ショックを受けていたのですが、終わってみると、……瀬奈さんシシィは最高でしたよ!! そしてトート、フランツ…とメインキャストもはまっていて素晴らしかったですよ。彩輝さんはこの作品で退団でよかったのではと思います。ハマリ役でしたし。お嫁さんが居ないのは寂しいけども~。うぅぅ。
青年時代のフランツは本当にかわいいですなぁ…。
あとは侍従役?の明日海りお氏にかなり注目しておりました。和さんと同じニオイを感じる。単に横顔+アタマの形が似ているだけなんですが。私はもしかして横顔フェチなんだろうか。