前のことになりますが、「CHICAGO」のメモ。
赤坂ACTシアター、前回来たのは改装前…、月夜歌聲以来です。うおお、8年前だわよ。
当然当時の面影は無く、なんだかすごい街に変貌しておった。アカサカサカサカス(…)のお茶漬け屋さんでかきこみました。10分で食さねばならないというミッションだったのでちょうど良かったのです。しかも、なかなか美味しくて満足です。
さて、作品について。
「CHICAGO」は、2003年に本場のキャストの方々が来日して公演してまして、それを東京国際フォーラムまで観に行ったことがあるのです。「字幕すらオペラグラスで追わなければ読めない」という遥か彼方の席だったのですが、とても楽しかった~。というわけで、今回は勿論ワオさん目当てでもあったのですけど、作品もとても楽しみにしておりましたー。
物語は、元に忠実だったと思います(なんか記憶があやふやでありますが)、でも歌詞が和訳されているのでニュアンスはちょっとかわっているのかもしれませんねえ~。あ、あと振り付けもアレンジされていたような気がします。日本人ダンサーには、本場の振り付けはあまり向かないのかなあ?男女の体格差がそれほどないので。(本場バージョンでは、男性の力強さが必要な振り付け(女性ダンサーを持ち上げたりとか)が結構あったような) …まあ、私の5年前の記憶などアテになりませんが!
米倉さんは、さすがオーラがありました。歌はちょっとアレレでしたが、公演の序盤に観たので後半は成長していたのではないかと予想。カワムラさんは、お…面白すぎて目が離せなくてそんな自分に恐れおののいた。登場シーンから何かがおかしくて面白くて、まあつまりは見た目のバランスがしっくりこなかったのですけど。あとから考えてみたところ、髪型が明らかに似合ってなかったのですね!!(笑)。ポスターの髪型で良かったのに…、オジサンぽさを強調したかったのであろうか。まあとにかく面白かった(そうは聞こえないと思いますが賞賛の言葉であります)。歌や演技はとても良かったですなあ~、面白くて(笑)。和央さんは、なんか、なんだろうかあの生き物…。不思議すぎるほどステキでどうしようかと思いました…。ハッキリ言って女性らしくないのですが、かと言ってオトコっぽいわけでもなく、中性…とも言えず、……何者?なんだか未知の生物でした。もう何でもいい、ステキだったので(笑)。和央さんは、男役だった時代も今も、根本が同じだなあと思いました。悪い意味ではなく良い意味ですよ。たからづか時代も、男臭い持ち味では決してなかったですよね。退団後オトメ全開に変貌して、そのギャップに驚かされる元ジェンヌさんもいらっしゃいますが、和央さんは良い意味でかわらないなあ、と思ったのでした。とにかく胸元のたくましさに安心しました(笑)。ミスター・セロファンは、登場時は地味でしたが、歌は空気を変える力がありました。体格が立派だからか、歌声が力強いし声も良い!大澄さんはどちらかというとアンサンブルで登場する方が多かったのですが、「その他大勢」で踊っていても目立っていました。オーラがあるのですなあ~。格好良かったです。女性のアンサンブルにかわいい子がいたのだが名前がわからない。残念。
ロビーではフワフワの○村嬢(気を遣って伏字)に遭遇して癒されました(笑)。フワフワしてたのは服装でなく足取りです。モノマネ楽しみにしてるよ!