A/Lブーム継続中。
バレンシアの憂鬱(←間違い)、本気で遠征回数増やそうかと思えてきました…。ルイ様にお会いしたいです。わなわな。
以下、大劇場版「エリザベート」のメモ。ようやく書き終えましたっ
ダイナミックにストーリーを省略しております
◇夜のボート
びよんと飛んで夜のボートの場面。
東宝版(ウィーン版でもあったはず)は、この前にお父さんの幻が登場する場面があって、そこがとても好きなのですけど(音程が中途半端で何となくスッキリしない曲なのですけど、それが現在~その後のシシィを表しているようにも思える)、たからづか版にはないのですね。
さて、旅を続けるシシィのもとを訪れたフランツ。フランツが、悲しくなる程まっすぐにシシィのことを想っているのが、痛いほど伝わってきます。だからこそ、 2人の心が重なることはないのだということも強く感じられて、とても切ない場面です。決して交わることはない、「ねじれの位置」に居る2人。個人的な感覚ですが、数年前はこの「夜のボート」の場面を退屈に感じていたこともあったのですよ…。年を重ねるに従い、この場面の意味を理解できるようになったように思います。年を重ねるといっても、そんなに何年も経っているわけではないのですけれども。
こんな感じで、白いトート閣下登場。閣下と陛下のディベート対決。ゆみこさんは、何を言っているのかすごく解りやすくていいなあ…。和央さんはというと(もごもご)。
というところなんですが、正直、最後の場面の記憶があまりない。何がどう、と語れる状態にないのです…。時間をおきすぎた結果ですね。反省。東京でなんとか見られそうなので、そのときに何とかできたらと思っとります。というわけでストーリーを追うメモはここでシリキレトンボといたします。
さて、後ろめたい気分で総括。
重要な登場人物であるルキーニ氏についてあまり触れられませんでしたが、それは私が別のところに気をとられていてルキ氏まで観察する余裕がなかったから、なのかなー。…と思ったのですけど、でも3回も見たのですよねえ。「狂言回し」という役割を主に認識していて、キャラクターまで深く見られなかったのかもしれないし、何なのかよくわかりません。東京バージョンで、何かしらガツンと来ていただきたいなあと思います。
白羽エリザベート。あとから私が感じたのは、細やかな心の動きを表現しているのだと思うのだけど、それが外に出て来づらい(伝わりづらい?)人なのかなあ、と。だからこそ、フランツとのすれ違いが際立った(とても良かった)のだと思いますが。ただ逆に、義母のゾフィーとのやりとりやフランツとの会話が、シシィがわがまま言っているだけのように見えてしまうときもありまして。未来ゾフィー・フランツ親子びいき(笑)が増えてしまいそうで、それはそれで良いのかも(?)しれませんけど、物語としては、少々目指す方向が違ってしまっているかも、と感じました。シシィの行動だけ見たら、確かに「勝手な女」なのですよ。それでも「惹きつける魅力」というものを、東京で是非見たいと思います。期待しておりますぞ。あ、でも「私だけに」の輝きはものすごく良かった。私の座席位置の関係かもしれないけど、本気で閣下が霞んで見えました(笑)。天性のモノはほんと素晴らしいのだと思うので、生かし方で超絶的(?)な娘役さんになるのではないかなあ、と思うのです。偉そうな表現で恐縮ですが。
水トート。製作発表の映像を見たときは、「最後のダンス」のヨレっぷりに心ときめきつつもかなりの不安をおぼえたものでしたが、ここまで仕上げてくるとはと、改めて先輩として崇め奉りたくなりました。いやー、さすがです。ところどころ、「ん?」な部分がなかったといったらウソになりますが、そんなところがあってこその先輩。ヨレヨレでない先輩も物足りないので(結局どうしたらいいのだという感じですが)、うまいことやっていただけたらと思います。あいまいに締め。
フィナーレは、閣下のおじさんくさい不思議なカツラに愕然としたのですが(こんな表現しかできずスイマセン)、ご一緒した方々の間ではなかなか好評で、私も「これはこれで良いのかも?」とか思いました。流されやすいわたくし。一般的な評判ってどうなのでしょうかね。でもやっぱり、「毎回アレなのかなー…」と多少遠い目になったりならなかったりしたのですが、私がサイタマでもたもたしているうちに地毛で登場されたりしたそうですね。DVDの映像も地毛バージョンとか。エリザフィナーレにおける閣下の髪の扱いについては賛否あるように思いますが、私はあのおじさんカツラ(何度も申し訳ない)をずっと続けるくらいなら、地毛も良いんではないかという気がしております。というか是非見たいわ。ホント数少ない観劇回数なのですが、なんとか遭遇したく、大いに期待しております。実際見たらどう感じるかはそのとき次第。
ゆみこ氏がセンターで踊っている姿に強烈に感動をおぼえました。おおお、ゆみこ…。大きくなって…(涙がジャマしてアナタの尊いお顔が見えません)。そして、ゆみこさんが率いるのは音月氏と凰稀氏。新生雪組なのですなあ、という感じですね。
さて、づらづらと書きましたが、一連のメモは5月4日5日に遠征したときの記録でありまして、公演は既に千秋楽を迎えているのです。公演中盤、終盤では、様子もかなり変わっていることでありましょう(実際かなりの成長が見られたらしく)。何度も繰り返しますが、東京でどんなエリザベートで魅せてもらえるかが楽しみです。
さて今回…といっても2ヶ月近くも前のことですが、中日お披露目でもご一緒してくれたs嬢と、わりに劇場で遭遇することが多い気がするs嬢と、初めてお会いしたs嬢と一緒にご飯をご一緒させていただいたりとかして、幕間(見てないときは全て幕間扱い)も、大変にエンジョイしたのです。私はものすごくウカレポンチになって(水で乾杯を強要したりとか・笑)、失礼なことばかりしていたような気が今更ながらにしてまいりまして、今更ながらに反省したりしております。あとチラ遭遇でrちゃんともvさんともお話できてとても嬉しかったです。極度のメール不精で本当に申し訳ない気持ちでいっぱいなのですが、今後ともよろしくお願いいたします…。