彩の国シェイクスピア・シリーズ、「から騒ぎ」を見てきました。
サラリと感想。
舞台セットは毎回意表を突かれる、このシリーズ。今回はギリシア風(?)胸像に囲まれたセットです。ストーリーについては、天下のシェイクスピアなので何とも。結末はちょっと納得いかないですけど、シェイクスピアですし昔のお話ですから。(何が納得いかないかというと、けちょんけちょんに罵倒されて、それでも相手を許せるヒアローのことです) おそらく主題はそこではないのでしょう、ということで。
キャストさんたちについて。
高橋一生くん@ビアトリス(女役ね)が滅茶苦茶かわいくてめろめろしました…。カオ的(?)には超美貌というわけではないのだけど、キャラクターがはまっていたということかしら。小出くん@ベネディックとの並びも良かった~。小出くんは初舞台ということでしたが、堂々としていて顔もかわいいし(笑)良かったです。セリフも聞き取りやすかったですね。ヒアロー役の月川くんは、同行の友人に「超かわいいよ!」と聞かされ期待していたのですが…、実物のメイクした顔より、パンフのすっぴん稽古場写真の方がかわいいんですが。ううむ、なぜなのだろうか…。蜷川さんの「オールメールシリーズ」常連ということだけあって、とても安定していて良かったと思うのですが。…ううむ……。声が少々老けアワワワなところがアレだったのかしら。ちょっとおばさんぽアワワワワ …あ、あと、ビアトリスにベネディックの噂話をわざと聞かせるとき、脚を組んでるポーズがヒアローのイメージとそぐわってなくて「うーん?」と感じてしまったのもある。なんか気位高そうなイメージで、それなのにクローディオのひどい仕打ちをあっさり許してしまうのが違和感あったのですよ。なんだか勿体ないなあと。吉田さんはさすがの上手さでした。相変わらず惚れ惚れしてしまうわ。井出らっきょさんが出ていて持ち味発揮してました。つまりは裸担当(笑)。
とりあえずは、高橋くんの虜になったということで。でも、彼の男役(←?)見てステキって思えるかはわからないなあ~(笑)。とにかくビアトリスは最高でした。次回作の「冬物語」もチケット確保。冬物語といえば、ハルノさんとセナさんが和物姿で絡んでいる図しか思い浮かばない私であります